投資銀行グループ

日本を代表する金融街である兜町
いわゆる「金融仲介機能」、「信用創造機能」そして3つめの「決済機能」の3つの機能を銀行の3大機能と呼び、「預金」「融資(貸付)」「為替」の基本業務加えてその銀行の持つ信用によってはじめて実現されているものなのだ。
西暦1998年12月のことである、総理府(省庁再編後に内閣府)の内部部局ではなく外局として国務大臣を組織のトップである委員長と決めた機関、金融再生委員会が設置され、金融監督庁(民間金融機関等の検査・監督を所管)は平成13年1月に金融再生委員会が廃止されるまで、その管理下に2年以上も配されていたということを忘れてはいけない。
麻生内閣が発足した平成20年9月に起きた事件。アメリカの最大手投資銀行のひとつであるリーマン・ブラザーズが突如経営破綻したというニュースがアメリカから発信された。このショッキングな出来事が世界の金融危機のきっかけになったのでその名から「リーマン・ショック」と呼ぶようになったと言う事情なのである。
金融商品の仕組み。株式についての基礎。社債などと異なり、出資証券(つまり有価証券)であり、企業は出資を受けるだけで出資した(株式を購入した)株主への出資金等の返済しなければならないという義務はないのです。加えて、株式は市場価格での売却によって換金するものである。
今後、安定的であるだけではなく活力にも魅力があるこれまでにない金融市場システムの誕生を現実のものとするためには、銀行など民間金融機関とともに行政(政府)が両方の立場で解決するべき問題にどんどん取り組んでいかなければいけない。
簡単に知りたい。バブル経済(80年代から91年)⇒市場価格の動きが大きい資産(例えば不動産や株式など)の市場での取引価格が過剰な投機により成長(実体経済の)を超過してもなお高騰し続け、最後は投機による下支えができなくなるまでの状態を指す言葉。
つまりペイオフについて。防ぎきれなかった金融機関の経営の破綻のとき、預金保険法の定めにより保護するべき預金者(法人・団体も含む)の預金債権に、機構が預金保険金の給付として預金者に直接支払を行う制度である。
タンス預金ってどう?物価が上がっている局面では、インフレの分現金はお金としての価値が目減りすることを知っておこう。生活に必要のないお金は、タンス預金よりも安全で金利も付く商品で管理した方がよい。
きちんと知っておきたい用語。スウィーブサービスはどんな仕組み?銀行預金と(同一金融機関・グループの)証券取引のための口座間において、株式等の取引で発生するお金が自動的に双方に振替えられる新しいサービスである。同一金融グループによる優良顧客を囲い込むための作戦ということ。
いわゆるデリバティブ⇒古典的な金融取引または実物商品や債権取引の相場変動によって起きる危険性をかわすために実用化された金融商品全体である。とくに金融派生商品とも呼ばれることがある。
北海道拓殖銀行が破綻した翌年の1998年6月、大蔵省銀行局や証券局等が所掌していた事務のうち、民間金融機関等の検査・監督事務を分離・分割して、総理府(省庁再編後に内閣府)の新外局として新組織、金融監督庁が設けられたのである。
小惑星探査機「はやぶさが話題になった平成22年9月13日、日本振興銀行が前触れもなく破綻せざるを得なくなった。この破綻で、これまで発動したことのないペイオフ預金保護)が発動することになった。これにより預金者の約3%程度とはいえ数千人の預金が、適用対象になったと推計されている。
聞きなれたバンクという単語は実という単語はbanco(イタリア語で机、ベンチ)が起源。ヨーロッパ一古い銀行はどこなのか?600年以上も昔、ジェノヴァ共和国で誕生したサン・ジョルジョ銀行なのです。
いずれにしても「金融仲介機能」「信用創造機能」、3つめは「決済機能」、これら3つの機能をいわゆる銀行の3大機能と言われる。この機能は「預金」「融資」「為替」といった業務、そして銀行自身が持つ信用によって機能しているものなのである。